バンコクオリエンタルホテル旧館ロビー

今度の旅は訳あって(平たく言えばスポンサー付き)なので、
普段高嶺(値?)の華のホテルに泊まる事にした。
世界に名誇るオリエンタルホテルはその名の通り素晴らしい
サービスとホスピタリティ、クリアランス(清潔さ)でこんな
私達でも出迎えてくれた。


噂には聞いていたがそのルームメイクのきめ細かさと素早さと
言ったら筆舌尽くしがたい。一日2・3回どころではないのだ。
たとえば夕食の前にちょっと部屋に戻ってシャワーを浴びて
ホテル内で食事を終えて部屋に戻る、シャワーブースには水滴一つ
付いていない。とにかく部屋に戻る度に綺麗に整えられているのだ。


なのにメイドに出くわす事も廊下でルームメイクのワゴンを
見かけることすらただの一度もないのだ。一部屋だけの管理なら
出来なくはないだろうが廊下の両サイドにはもちろん沢山の客室が
あるのに一体どういう仕組みになっているのだろう。
まるで部屋のどこかにお掃除幽霊でも潜んでいるのでは
ないかと本気で見回してしまう。




しかし、この完璧なサービスと居心地とは
別問題とつくずく思った。私の部屋はいつもは仕入れた商品が
あふれかえってまるで空き巣にあったようなのだが、さすがに
今回は自重して物はとりあえずスーツケースに納まっていた。


なのにたしかさっきここに脱ぎ捨てたはずのTシャツが見つからない
デスクの下にほうり投げたサンダルが見つからない・・・
Tシャツはきちんとたたんでバスルームの棚に、サンダルは揃えて
クロゼットの中にと一時が万事こんな感じでかえって探すのに時間が
かかってしまう。そしてしまいには目に見えぬ何かに圧力を感じ自分
の行動が自然といつもと違う動きになってくるのに気が付いた。



ある有名デザイナーが「服は着心地ではなく、重要なのは
居心地なのです。
と言っていたのを思い出した。
世界一のサービスを守ろうとする努力は意外なところで
きしみ始めて来るやもしれない。


ちなみにロビーエリアには18時からドレスコードがあり
仕入れが長引いて戻るのが遅くなってしまった旦那はホテルに
入る前に水際で停められ、部屋番号などを言わされた。
質問口調はあくまで礼儀正しい言葉使いだったそうだが、
旦那いわく「慇懃無礼とはこの事だ!」

実はこのホテルにまさかいつもの大きくてカラフルなビニール袋
(中身は商品が詰まっている)は持ち帰れないだろうと
色々な場所に預けに行ったりしていて遅くなってしまった
のだから尚更腹が立ったらしい。まあ、そもそもこんな私達が
泊まったのがおかしいのだが・・

*

旧館の風情はそれはそれは素晴らしく、いつか見た映画を
彷彿とさせます。遠い昔にこのホテルを訪れ魅了された数多くの
人々の事を想像して時の流れに思いを馳せます。
120年前のタイを思い浮かべ、女性宿泊客の姿を思い浮かべ、
ぼっーとする私でした。




チェンマイフォーシーズンズ(旧リージェント)パビリオンのバルコニー

チェンマイの北、喧騒のナイトバザールから車で30分の
メーリムにあるフォーシーズンズホテルのパビリオン。
これぞまさしく大人のリゾートでした、ルームサービスならぬ
パビリオンサービスを頼むと広々としたバルコニーに給仕が
二人、まるでレストランと同じようにサービスしてくれます。

西欧人を主体としたホテルデザインなのでプールサイドや
レストランは田園風景というか水田があえて作られ、さくらの農夫や
水牛が横切ったりする、うん?という感じも日本人の私目には
なきにしもあらずですが、まあ〜いいじゃないですか。

しかし、疲れた体を癒すにはいいでしょうが疲れた心は
別のところでも癒されると思ったりして、私にはやはり
この手の大人リゾートはまだぴんと来ないというのが本音・・



スパの個室へと続く階段は静寂そのもの
世界のVIPやハリウッドのセレブご用達という有名スパに
一小市民が行ってまいりました。ブラピがにきび跡を直しに
来てないかなあ〜なんて思いながらキョロキョロ。

そしてメルマガvol.66 04/06/24の編集雑記でこぼした
小事件が起こるのでした。

そしてドレスコードがない事にホッとしていた旦那は
スパの終わるのを出口付近で待っているとまたもや
尋問されるのであった。服装じゃなかったのか・・・


フォーシーズンズの詳しい事はこちらから



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