早朝散歩

明日は早起き、1日ぐらい早起きと心に誓い前の晩から
覚悟を決め床に就いた。

早朝6時から6時半までに行われる托鉢には時計を持た
ずに勘で生きる性がたたって遅刻、托鉢を終えて朝の食
事をとるお坊様の所に無理クリ(でもこれは積極的に望ん
だ事ではなくモン族のおばちゃんに指図されるまががにし
ていたらそうなってしまったと言い訳しときます)お邪魔し
て読経までして頂いて功徳を施して頂きました。



このでっかい三角のおにぎり(ココナツ味の甘いもち米)を
次々と手際よく作り、並べるのを手伝わされ、それを持っ
てお堂の中へ入れと指図する
その後も買物にしつこく誘うモン族のおばちゃん。
「だめ、だめ、これから山に登るんだから」と言うと
「山は逃げやしないよ、買物が先」って。
朝もやの中のルアンパバンの町が見たくてここまで
来て、なんとか早起きしたのにそんな誘惑に屈して
はならぬとおばちゃんをふりきり、328段の階段を登
り始めた。

いーち、にー、さーん、しー、
静かで濃密で清らかですがすがしく・・・
早起きは3文の得、3文てもしかしてお金のことじゃなかった
のかも。
飛行機の中で読んだ雑誌に20年間日の出を見続けている
女流画家の記事が出てたっけ。そんな生活したらきっと変わ
る何かがあるのだろうなと思うには思うのだけれど、特技は
夜更かしと寝坊の低血圧。

でも旅行中だけは2時間の時差がこうじて目覚ましなしで毎
日7時半には目が覚める。少しはましな健康的生活者にな
れるのです。

しかしこの町ちょっと凄い!1泊目の夜明けまだ薄暗い頃、い
きなり
「びゃ〜ん、びゃ〜ん、びゃ〜ん」と銅鑼のもの
凄い音が響いたと思いきや様々な楽器がそれに加わり大演
奏が始まった。そしてそれに呼応するように時間差で町のあ
ちこちで輪唱のようにリレーされていったのです。まるで野外
ライブを見に行ってるくらいのボリューム。
さすがの私も目が覚めました。もしかしてこれ毎日続くのか?
と思ったら最初の3日間だけでした。

プーシー山の頂上より望むルアンパバンの町とカーン川
ルアンパバンは町ごと世界遺産というラオスの古都です
大量に作って買わされたおにぎりが残り、お弁当持参で朝のお散歩、美味しかったのですが食べきれず、頂上の寺にお供えして下山。

沢山の木々の中の階段なのに落ち葉一つないのにお気づきになりました?そうです、暗いうちから一段一段掃き清めてる方がお一人いらっしゃいました。
富士山がゴミの多さが原因の一つで世界遺産に認められなかったというお恥ずかしい日本。反省しなければ。

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